ある日突然借入が出来なくなった？追加融資を受けられなくなった理由

日頃キャッシングを使っている人には、是非気をつけていただきたいお話です。キャッシングにはあらかじめ決められた融資額が決まっていますが、しばらくすると融資額の増額が出来るのは、利用経験者ならご存知だと思います。しかし、このタイミングでキャッシング会社から増額を断られる場合があるのは、ご存知でしょうか？

通常、増額できる初めのタイミングは、キャッシングの契約をしてから約半年後と言われています。その後も定期的に融資額の見直しが入るようですが、利用者が初めに決められた融資額に不満があった場合、ここで融資の増額をキャッシング会社にお願いしたりして、増額する事が多いのも事実です。この場合、もちろんキャッシング会社から見て、優秀な利用者であるという事が認められなければいけません。優秀な利用者と言うのは、借り入れした後もきちんと返済し続けている人を指します。ですから、増額ができる条件として、利用者は最低でも半年以上は遅れずに返済をしなければいけない事になります。もちろん、増額された途端に、返済が遅れ始めた・・・というのはダメですよ。

キャッシング会社も利用者を信頼してお金を貸しているわけですから、増額を考えた場合に、一番やってはいけない事は「返済遅延」なのです。しかし、返済で遅れずにお金を返しているはずなのに、増資を断られる場合、他の原因も考えなければいけません。

ところで、キャッシングの申込みをした時に審査を受けた事を思い出してください。審査は申し込み者が借り入れ額をきちんと返済できるかどうかをみる為にあります。この他に、キャッシング会社は利用者の信用情報を調べる事になります。信用情報とは、利用者の過去５年分の借り入れ状況や返済遅延など事故情報が記録されているもので、この情報に問題がなければ、新規の借り入れが出来る事になります。

この信用情報は、申込みの審査の時だけ利用されるのだはありません。先ほどの様に、融資額の増額を行なうタイミングなどで、定期的にキャッシング会社が利用者の信用情報をチェックするのです。ですから、今利用している会社では返済が遅れた事はないけれども、他に利用しているキャッシングがあったり、そこで返済トラブルがあった場合などは、当然、信用情報に記録されますから、その記録に問題があると判断されたなら、増資はされない事になります。キャッシング以外でもクレジットカードに関する信用情報もチェックできますので、こちらも同じです。

今のように、信用情報に問題が見つかった場合、融資の増額はできない事になります。そのほかも、まだ融資額上限まで余裕があるのに、借り入れ出来なくなった場合も、返済遅延が続いたとか、信用情報に問題が出来たという事が充分に考えられます。キャッシングを利用している方は、日頃から返済が遅れたり、信用情報が傷つかないようにしなければいけませんね。