年収の高い低いに振り回されないような人生を歩むのが今の目標だ

沖縄県在住 G.Jさん(38歳)
東京に住んでいた時にはホントに仕事に追われていたような感じだった。仕事をする以外にもやることがたくさんあって、人脈を増やしたりパーティーに出て自分アピールしたりと、毎日仕事につながる何かをしていた。正直、それに疲れてしまったのだ。

あの時は年収こそが全てのような時期だった。仕事をしている上で、どういう仕事をしているか?どういう会社にいるかも重要だったが、個人で戦っていく上では一番重要だったのは年収だった。年収が高い人ほど正義であり、年収が低いと卑屈になっていた。

そんなあり方が嫌になって沖縄にやってきたのだ。最初の方は沖縄の馴れ馴れしい感じに慣れなくて、東京と同じように仮面をかぶっていたが、今はすごく心地いい。周りにみんながいて、そして助け合えるというのが最高なのだ。

東京の時は人がたくさんいたし仲間もいたが、じゃあ助け合える人は男人いただろうか。金銭を介さない場合、何人が私を助けてくれただろうが。ここは隣近所だから、知っているからということで助けてくれるそんな素晴らしいところだ。

ある日プロミスを使っているところを見つかってしまったのだが、プロミスを使わなくてもお金なら集めたらいいじゃないか、お金がなくても生活できる方法を考えようと、周りの人達から言われてしまった。私は笑ってしまったが、たしかにそのとおりかもしれない。プロミスを使ったのも、昔の生活水準を保とうとしていたからなのだ。

今はあまりプロミスも使わなくなったが、代わりに無駄なお金を使うようなことも無くなった。無駄なお金を使わなくなったので、収入が下がっても生活していけるようになった。そしてみんなで助けあって生きることができている。

今の目標は取り敢えず年収が高い低いとか、お金がどうとかそういうことから考えを話して生きることだ。ここにいたらきっとお金に縛られないで生きることが出来ると思っている。都会にいた時にはできなかった、豊かな暮らしができると思っている。

本当に人間らしい豊かな暮らしをこの場所で見つけたい。

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